取引高で世界最大のリテールFX業者のGMOクリック証券は11月(2012年)に最良の月を迎えた。FX全取引高が3,840億ドルに達し、前月比8.4%の上昇となった。OTCFXCM社を押しのけて世界最大のFX業者となった。
しかし、今回のバイナリーオプション自主規制案の中身は、GMOクリック証券の成長に大きく水を差す発表となるのではないでしょうか。GMOクリック証券が提供する外為オプション、‘High&Low’は賭博性(ギャンブル性)の高さやスピード感から規制の絶対対象になりそうです。
すでにGMOクリック証券はWebサイト上に取引ルールの変更(2013年1月21日より)を発表しています。全体的に透明性や公平性に重点を置いた自主規制案はギャンブル性はかなり薄くなりますが、GMOクリック証券には大打撃な内容に感じられます。まるで出る杭は打たれるかのように。