USD CHFペアは最近強気で0.90のビッグフィギュアから跳ね返っている。本記事を書いている現在、おおよそ0.95レベルで取引されており、そこから脱出しようとしているようだ。個人的には0.90とパリティレベルとの間が地固め領域であると確信している。この先、米ドルは対スイスフランで上昇し続ける様子だ。とは言ったものの、2013年の第二四半期中のある時点でパリティに達っしない理由もない。
スイス国立銀行は過去数年間、フランを弱める(主にユーロ)よう働きかけてきた。そしてこれは今後フランがその他さまざまな通貨に対して強化し続けるかどうかに影響を与えてきた。これはちょっとした連鎖反応を起こし、意図的ではないが、世界の通貨レートがスイスに相対して影響されるようになった。
パリティレベルに到達できるか否かは全く別の質問である。私は今四半期中にパリティレベルを超えるとは必ずしも思っていないが今年後半にそれが起こる可能性は大いにあると思う。このペアは結構不規則で不安定な値動きをするので十分にありえる。この記事を書いている週以前の最後のローソク足5本は全てポジティブであったので少しでも後退が起これば驚きに値する。正直言って、次の数ヶ月はドルの押し目買いをすべきであると思う。実際、ドルは最低今後3ヶ月はほとんどの通貨に対し強化し続けると確信している。
このペアを取引する場合に気を付けてもらいたいのは他のメジャー通貨と比較してこの通貨はゆっくりと動くので忍耐が必要であるということである。これは長期トレーダーマーケットであるので取引へどうにか入ることもできる。しかしながら、このペアは大多数のペアに比べ非常にテクニカルである。つまり悪い長期取引でも75 pips程度の下落ということか。今後は今四半期中にこのペアのパリティが期待できると確信している。